老人と働く

超溌剌元気高齢化社会で働くアラサーの世迷言

超溌剌元気高齢者と働くアラサーの世迷言(4日目かしら)

現在の私の職場の年齢と男女比はこうである。


リーダー64歳 メス
その道20年のおばさん 61歳
社長夫人 63歳
縁の下の力持ち 62歳のババー
若手の男性 54歳 (若くないけどね、絶対的には。しかし、相対的に若くなっちゃうのよね、この環境だと)
アラサー既婚女性(わたし!)
社長 最高齢 オス
こども 21歳 精神年齢は小4 チ⚫️コのない少年に嫌味なおばさん気質を注入したような新入社員。


先日のできごと。


「今まで、こういうことはなかった!」


そう怒り出したのは、おばさん61。


それに対して子供が、


「常に、新しいことが起こるから進化も変化もあるんですね」


それを聞いたリーダーのメスが、


「つべこべ語ってねぇで、気をつけろつーの!」


子供が、泣き出した。


翌日、子供がわたしに近寄ってきて


「あした、お偉いさんに呼ばれてるんで仕事休むんです」とニヤニヤ。


お偉いさんとは、どこかの会社の面接という意味とのことで、転職先を探し始めたのだとか。


こどもは続けてこう語る、「採用されたら、母親が急死寸前って嘘ついてこの会社はやめようと思っているんです」


あれから3ヶ月。この子供は、未だにわたしの隣の席で転職サイトを閲覧しながら働いている。


そしてわたしは、3ヶ月後もこの子供の面倒を見ていかなければならなかったら、


「この職場の人、ほぼ全員、私たちより先に死ぬんだから、何を言われても気にしないほうがいいよ。」と、優しく諭してあげようか。


それとも、


「転職先が決まらないのは、気持ちが中途半端だからだよ。思い切って、退職して、本気で次の仕事をみつけなよ」と、追い出してみたり、


あるいは、


「この半年で、何社に振られてるの?市場価値ゼロなのに、ここで働けてよかったね」


と、事実を告げてみようか。


老人の相手も、こどもの世話も、ほどほどに。されど、きっちりと。