老人と働く

超溌剌元気高齢化社会で働くアラサーの世迷言

わがまま、ワガママ、我がまんま、そのまんま

鬱にも負けず 歳にも負けず、、元気な老人にも負けぬ、強固な精神を培い、嘘はなく、決して怒らず、ただ、しずかに、仕事をするだけ。


我が道をゆくべし!


明日、仕事に復帰しようと思った。いつまでも寝込んでいられないし、ゆっくり休んで、恐怖心はかなり抜けたからだ。収入が減るのは、困るので。


働くしかない!


楽に働き続けるための精神とは、どんなものなのか、ちと、考えてみた。


まず、とことん、ワガママな精神。自己中でいいのよ。ただ、それは精神だけ。心の中だけ。言動は、いたって穏やか純朴に。てか、黙って、黙って。心の中で、ワガママに!


例えば、


老人たちがイケズなことやってるー!!
影で、悪口言ってるー
低レベルな会話してるー


いちいち、気にしてられっか!!!


なので、態度では、無視する。その存在がないように思い込む。
頭の中では、今日の夕飯でも考える。


とか。


あるいは、


会話の返しを3パターンだけ用意しておく。


1、ありがとうございます
2、もうしわけございません。すみませんでした。
3、あ、そうなんですか。


そして、どんなことを話しかけられても、この3っつのいずれかで返す。
そして、心の中ではまったく違うことを考えている。


誰に何を言われても、私は、私一人でもいいから、私の考えでやっていくのだ!


これで、いいのだ!


それで、いいのだ!


それが、楽なのだ!


それが、長く働く秘訣なのじゃ!

本当のことを言えない。鬱のアラサーが元気満々高齢者と一緒に働くということ。

実は、私は鬱病を患って三年目です。


当時勤めていた会社は、傷病手当金をもらって休養している間に契約が切れました。


鬱病を患いながら、なけなしの貯金を切り崩して生活するにも限度があり、病を隠して仕事を探し始めました。


週3日のパートなら、できるかな。
単純作業のお仕事なら、できるかな。
内職なら、できるかな。


鬱病を悪化させない程度の仕事を探して、少しでも、前に進もうと頑張って3年。


やっと今、フルタイムのお仕事ができています。


しかし、今でもまだ通院していますし、ふとした瞬間に気分がとてつもなく落ち込んでしまいます。


鬱病は、こわい!恐い!怖い!


そんな時は、風邪をひいたと嘘をついて会社を休んでいます。
鬱病は、心の風邪っていいますし!


風邪くらいで仕事を休むな。
そう思われる方も多いのです。だって、私の倍くらいの年齢で、足腰痛めて、老体にムチを打って働いている方が多いんですもの。戦後のひもじさのなか生き延びてきた人は、生命力が半端ないですね。


そして、もう一つ。


鬱が悪化している時は、本当に、何もできなくなってしまうのです。


例えば、電話やメールです。


お休みの連絡を入れるのも、ギリギリ。きついんです。


そして、「明日は復活しなきゃ。会社へ行かなきゃ」と思うほど、不安が増大していきます。


会社に、正直に、鬱なんですよ、ってカミングアウトしたらいいのかもしれませんが、できないんです。


鬱に対する偏見は、まだあると思います。特に、老人の価値観なんて、そんなもんではないかなと、老人への偏見があるのです。


ダブルの偏見で、もう、誰にも言えず、心の風邪を打ち明けられない。


本当のことを言えない。言っても、言わなくても、絶対に、風当たりはひどいはず。


さむ!苦しー!!

学歴が意味を持たない職種。むしろ、高卒が好まれる。

私も大卒だから、学歴に見合わない仕事をしていると「そんなに優秀なのに、なんでウチで働くの?」と、奇妙に思われることばかりである。


入社した頃は、私はこう思っていた。


大学は職業訓練校ではないんだから、学歴と仕事は関係ない。
社会人1年目が、新しい一歩で、スタートで、大学は大学の勉強をするところ。仕事は仕事で、大学の専攻とは関係ない。
やりたい仕事がなんなのか、突き詰めて考えてたどり着いた結論が、この仕事だった。そして、その仕事が大卒でなくてもできる仕事だった。タダそれだけ。


しかし、もうアラサー。大学の同級生は、検察官になっていたり、助教授になっていたり、政治家になっていたり、大手グローバル企業で管理職になっていたり、優秀すぎるじゃなか。学歴に見合った仕事をしている。


一方私は、高卒の先輩に頭を下げて、中卒の老人をよいしょよいしょして、お姫様気取りで職務能力ゼロの大卒の社長夫人の顎で使われて、みじめ。


みじめ。


みじめ。


みじめ。


最近やっと、私って惨めなんだと認識し始めた。


この仕事に学歴は関係ないと私はわかっているから、学歴で偉そうにしたことは一度もない。むしろ、なにもしなくても「大卒は、なまいき」「大卒は、頭でっかちで」と、偏見を持たれて陰口叩かれるから、必要以上に自己卑下して謙遜して、オーラを消して、消極的を装うように努力している。


能力を発揮してはいけない環境である。


う、苦しい!


こんなんだから、高卒の世間知らずで純朴で、ただただ一生懸命やってくれる人が好ましいわよね、この仕事。


大卒は、大卒じゃなきゃできない仕事に就くべきだったわね。ほんと、そう。


私って、もったいない。